田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)
TANAKA Ryoma
22歳 2001/12/28
WR:18位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右袖釣込腰、浮落
使用技:右一本背負投、左小内巻込、右大内刈、右小外刈、巴投、肩車、抱分、右内股、左内股(やぐら投げ)
2023年ワールドマスターズ王者。同年にはアジア競技大会でも優勝した。長年階級のトップ層には勝てずにいたが、昨年は複数のメダルクラスに勝利。殻を破り、階級の上位に定着することとなった。
強さの源は、体の力の強さと「馬力」。体力的優位を前提に得意の担ぎ技を仕掛け続けて、展開を作る。決して技が切れるタイプではないのだが、独特の投げ勘があり、馬力を生かした正面突破のほか、タイミング良くヌルリと相手の懐に侵入しての投げも多い。基本スタイルは担ぎ技系だが、接近戦も得意。自ら挑むことは少ないが、抱き勝負からの浮落や右大内刈による得点も少なくない。
弟2人もそれぞれのカテゴリのトップで活躍。次男の龍雅は今年の選抜体重別選手権王者、三男の龍希は2023年のインターハイ66kg級で準優勝している。
おもな戦績
2023年 杭州アジア競技大会 優勝
2023年 ワールドマスターズ・ハンガリー 優勝
2021年 グランドスラム・パリ 優勝
最近の成績
2024年4月 全日本選抜体重別選手権 優勝
2024年3月 グランドスラム・タシケント 7位
2023年9月 杭州アジア競技大会 優勝
更新日:2024年5月18日(アブダビ世界柔道選手権2024特集)
監修:eJudo編集部