トリスタニ・モサフリシヴィリ(スペイン)

トリスタニ・モサフリシヴィリ(スペイン) MOSAKHLISHVILI Tristani

MOSAKHLISHVILI Tristani
階級:90kg級 WR:14位
26歳 1997/12/31
組み手:両組み

得意技:左釣込腰、左釣腰、左大腰、左袖釣込腰、左内股(やぐら投げ)、右釣込腰、右釣腰、右小外掛、裏投、移腰
使用技:左大内刈、左小外刈、右小外刈、左大外刈、左大外刈(一本大外)、左大外落、左大外巻込、左外巻込、右出足払、左背負投、隅落、隅返、引込返、寝技
寝技得意技術:「元谷返し」

2024年アブダビ世界選手権銅メダリスト。2022年のタシケント世界選手権でも5位に入賞している。名前からもわかるとおり、元ジョージア籍。2022年からスペインの所属として大会に出場している。タシケント世界選手権後は結果の出ない時期が続いたが、昨年6月のグランドスラム・カザフスタンでワールドツアー初優勝を達成。以降はコンスタントに成績を残している。

腰技系のパワーファイター。公式プロフィール写真の異様な首の太さからも、その怪力ぶりが窺われる。パワーに関してはおそらく階級ナンバーワンだろう。左右どちらでも同じように組むことができる両組みの選手であり、組み手の左右を切り替えながら圧を掛けて前に出続け、相手を固定しての投げを狙う。

得意技は左右の腰技に左「やぐら投げ」、右小外掛、裏投、移腰と、いずれも大技ばかり。投げの形を選ばないため、決まり技は多彩だが、理合のバリエーションは少ない。怪力で相手を寄せ、抱え、腰を入れて豪快に放り投げる。相手を抱き止めての返し技も得意としており、隅落でねじ伏せての得点も多い。

両組みであることからもわかるとおり、器用な選手でもある。左背負投や切れる右小外刈なども持っているのだが、年々力勝負への傾倒を強めており、使用頻度は減っている。

寝技の水準も高く、有利な形からは逃さず抑え込み切ることが可能。寝勝負を行う頻度は高くないものの、伏せた相手にはパワーを生かした「元谷返し」からの抑え込みを狙う。

おもな戦績

2024年 アブダビ世界選手権 3位
2022年 タシケント世界選手権 5位
2023年 グランドスラム・カザフスタン 優勝

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 3位
2024年5月 グランドスラム・カザフスタン 予選ラウンド敗退
2024年4月 ヨーロッパ選手権 予選ラウンド敗退

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/67918
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/36726/Tristani_Mosakhlishvili/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

MOSAKHLISHVILI Tristani
25歳 1997/12/31
WR:32位 組み手:両組み

得意技:左釣込腰、左釣腰、左袖釣込腰
使用技:左大腰、左大内刈、左小外刈、右小外刈、左大外刈、左大外刈(一本大外)、右出足払、左背負投、隅落、裏投

2022年タシケント世界選手権5位入賞の実力者。まだワールドツアーの入賞すらないが、同大会では、トート・クリスティアン(ハンガリー)を破るなど大きな存在感を示した。名前からもわかるとおり、元ジョージア籍。昨年からスペインの所属として大会に出場している。

パワーファイター。公式プロフィール写真の異様な首の太さからも、その怪力ぶりが窺われる。左右どちらでも同じように組むことができる両組みの選手。組み手の左右を切り替えながら圧を掛けて前に出続け、相手を固定しに掛かる。いずれの組み手でもパワーベースだが、左では密着しての腰技、右では固定しての足技を得意としている。器用な選手であり、左背負投などの担ぎ技も使いこなす。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 5位
2022年 地中海競技大会 3位
2022年 ヨーロッパオープン・マドリード 優勝

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退
2023年3月 グランドスラム・タシケント 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・テルアビブ 予選ラウンド敗退

更新日:2023年5月10日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

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