クバニチュベク・アイベク=ウール(キルギス)
AIBEK UULU Kubanychbek
階級:66kg級 WR:33位
23歳 2000/10/28
組み手:両組み
得意技:右袖釣込腰、左背負投、右小外掛
使用技:右背負投、左一本背負投、右一本背負投、右小内刈、右小内巻込、右体落、左小外刈、左出足払、右内股、右大内刈、右大腰、右釣腰、右釣込腰、巴投、隅返、引込返、浮落、浮落(アゼルバイジャン式浮落)、隅落
度々印象的な活躍を見せている、若手の注目株。もと60kg級の選手であり、2019年東京世界選手権では7位に入賞している。昨年のグランドスラム・トビリシでは、自身初となるワールドツアーの優勝を飾った。
身体能力の高さを武器としており、パワーとスピードはいずれも階級上位のレベル。2021年に階級を上げて以降はパワーの面で苦労していたが、昨年からは地力が追い付いてきた様子で、上位陣が相手でも互角に渡り合えるようになった。
組み手は両組み。技種・スタイルともに豊かで、「左組み・前襟を持って担ぎ技と足技を狙う」モードと、「右組み・背中深くを叩いて抱き勝負を挑む」モード、「右組み・両袖を持って右袖釣込腰を狙う」モードの、3つの戦型を使い分ける。使用頻度で言えば得意技は右袖釣込腰ということになるのだが、本命は密着技。右小外掛のほか、相手のクロスグリップに応じて掬投様に抱え投げる「アゼルバイジャン式浮落」も用いる。
リソースのほとんどを攻撃に割いているため、安定感がなく、存在感に比して成績を残せていない。ただし、嵌ったときの爆発力は凄まじく、昨年グランドスラム・トビリシを制した際には、ヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)、ヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)ら世界大会のメダリストを次々と投げて能力の高さを見せつけた。
おもな戦績
2023年 グランドスラム・トビリシ 優勝
2019年 東京世界選手権 7位 ※60kg級
2021年 アジア・オセアニア選手権 3位 ※60kg級
最近の成績
2024年5月 アブダビ世界選手権 予選ラウンド敗退
2024年5月 グランドスラム・ドゥシャンベ 予選ラウンド敗退
2024年4月 アジア選手権 7位
Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/29633
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/113255/Kubanychbek_Aibek_Uulu/judo-career
更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
AIBEK UULU Kubanychbek
22歳 2000/10/28
WR:27位 組み手:両組み
得意技:右袖釣込腰、右小外掛、浮落
使用技:左背負投、右背負投、左一本背負投、右一本背負投、右小内刈、右小内巻込、右体落、左小外刈、右内股、右大内刈、右大腰、巴投、隅落
今年に入ってから成績を伸ばしている若手。3月のグランドスラム・トビリシでは、自身初となるワールドツアーの優勝を飾った。もと60kg級の選手で、2019年東京世界選手権では7位を獲得している。
身体能力の高さを武器としており、パワーとスピードはいずれも階級上位レベル。2021年に階級を上げて以降はパワーの面で苦労していた印象だが、いよいよ地力が追い付いてきた印象だ。
組み手は左右の組み手が利く両組み。左組みで前襟を持って担ぎ技と足技を軸としたモードと、右組みで背中深くを叩いての密着モード、同じく右組みで両袖から右袖釣込腰を狙うモードの3つを使い分ける。使用頻度的な得意技は右袖釣込腰だが、本命は密着勝負。右小外掛のほか、相手のクロスグリップに応じて掬投様に抱え投げる「アゼルバイジャン式浮落」も用いる。
おもな戦績
2023年 グランドスラム・トビリシ 優勝
2019年 東京世界選手権 7位 ※60kg級
2021年 アジア・オセアニア選手権 3位 ※60kg級
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 優勝
2023年3月 グランドスラム・タシケント 予選ラウンド敗退
2023年2月 グランドスラム・パリ 7位
更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部