堀川恵(パーク24)
HORIKAWA Megumi
28歳 1995/10/18
WR:19位 組み手:右組み
得意技:右内股、右大外刈
使用技:右大内刈、右小内刈、右小外刈、右足車、右払腰、右大外巻込、左袖釣込腰
2022年タシケント世界選手権金メダリスト。旧姓は津金。高校2年時の2012年に、グランドスラム東京を史上最年少となる17歳1ヶ月で制覇した天才肌。以降はなかなか思うような結果が残せず、2017年には全日本選抜体重別選手権に優勝も、実績不足で世界選手権代表には手が届かなかった。2020年7月に結婚し、同年11月の講道館杯に優勝。以降は、安定して好成績を残している。
袖と前襟の二本を持って戦う正統派。ブレイク以前は投げの威力があるがゆえに組み手が疎かになりがちだったが、近年組み手の技術が大きく向上。持ち味の投げの威力が高いステージでも発揮出来るようになった。
代名詞でもある右内股は、女子柔道全体でも随一の切れ味を誇る。国際舞台では、特に相四つ時の右大外刈も非常に効いている。まず引き手一本の状態を作り、釣り手を片襟や肘下に差し入れると同時に仕掛ける技法を得意としている。過去の取材時には「パワーファイター揃いの63kg級で闇雲に圧を掛け合うのは得策ではない、組み手や技、距離感を研ぎ澄ますことで相手の力を利用する」と語っており、この大外刈は近年の堀川の考え方がよく表れた技術と言える
おもな戦績
2022年 タシケント世界選手権 優勝
2023年 ワールドマスターズ・ハンガリー 3位
2023年 グランドスラム・タシケント 優勝
最近の成績
2024年4月 全日本選抜体重別選手権 2位
2024年2月 グランドスラム・パリ 予選ラウンド敗退
2023年12月 グランドスラム・東京 5位
更新日:2024年5月18日(アブダビ世界柔道選手権2024特集)
監修:eJudo編集部
ドーハ世界柔道選手権2023での記事
HORIKAWA Megumi
27歳 1995/10/18
WR:3位 組み手:右組み
得意技:右内股、右大外刈
使用技:右大内刈、右小内刈、右小外刈、右足車、右払腰、右大外巻込、左袖釣込腰
2022年タシケント世界選手権金メダリスト。旧姓は津金。高校2年時の2012年にグランドスラム東京を史上最年少となる17歳1ヶ月で制覇した天才肌。将来を嘱望されていたが以降はなかなか思うような結果が残せず、2017年には全日本選抜体重別選手権に優勝も実績不足で日本代表には手が届かなかった。2020年7月に結婚、同年11月の講道館杯に優勝すると以後は成績が高い位置で安定。2022年以降は、出場した大会のうち、グランドスラム東京(3位)を除く全大会で優勝を飾っている。
袖と前襟の二本を持って戦う正統派。最大の武器は代名詞でもある右内股で、切れ味は女子柔道全体でも随一。このところ強く意識しているという右大外刈も強烈だ。一時期は技の威力に頼るあまり組み手が疎かになって成績が低迷したが、パーク24への入社後にこれが改善。足技と連動させて丁寧に組み手を作り、最後は威力ある技で決めるという、完成度の高い選手へと変貌を遂げた。現在はこれをさらに一段レベルアップさせ、組み手の攻防と継ぎ目なく、右内股や右大外刈などの大技を仕掛ける独特のスタイルを完成させている。2022年後半は、まず引き手を完成させておき、釣り手を片襟・肘下に押し込みながらの大外刈が猛威を奮った。
決して技の種類が多いわけではないが、投げというゴールが明確ゆえ、そして相手がこの威力ある投げを警戒するゆえ、展開がうまく巡っている。投げのある選手が、組み手・足技と状況を作る技術を積んでブレイクした形。3月の取材時には、パワーファイター揃いの63kg級で闇雲に圧を掛け合うのは得策ではない、組み手や技、距離感を研ぎ澄ますことで相手の力を利用する、と己の強化の方向性を語っていた。
おもな戦績
2022年 タシケント世界選手権 優勝
2022年 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2012年 グランドスラム東京 優勝
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・タシケント 優勝
2022年12月 グランドスラム東京 3位
2022年10月 タシケント世界選手権 優勝
更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部
タシケント世界柔道選手権2022での記事
HORIKAWA Megumi
26歳 1995/10/18
WR:13位 組み手:右組み
得意技:右内股、右大外刈
使用技:右大内刈、右小内刈、右小外刈、右足車、右払腰、右大外巻込、左袖釣込腰
旧制は津金。高校2年時の2012年にグランドスラム東京を史上最年少となる17歳1ヶ月で制覇した天才肌。将来を嘱望されていたが以降はなかなか思うような結果が残せず、2017年には全日本選抜体重別選手権に優勝も実績不足で日本代表には手が届かなかった。2020年7月に結婚、同年11月の講道館杯に優勝すると以後は成績が高い位置で安定。今年2月のグランドスラム・テルアビブと4月の全日本選抜体重別を立て続けに制し、26歳にして初の世界選手権代表の座を掴んだ。
袖と前襟の二本を持って柔道を行う正統派。最大の武器は代名詞でもある右内股で、切れ味は女子柔道随一。このところ強く意識しているという右大外刈も強烈。一時期は技の威力に頼るあまり組み手が疎かになって成績が低迷したが、パーク24への入社以後にこれが改善。足技と連動させて丁寧に組み手を作り、最後は威力ある技で決めるという、完成度の高い選手へと変貌を遂げた。決して技の種類が多いわけではないが、投げというゴールが明確ゆえ、そして相手がこの威力ある投げを警戒するゆえ、展開がうまく巡っている。投げのある選手が、組み手・足技と状況を作る技術を積んでブレイクした形。寝技も良く鍛えられている。
おもな戦績
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 優勝
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝
2012年 グランドスラム東京 優勝
最近の成績
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 優勝
2022年4月 全日本選抜体重別選手権 優勝
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 優勝
更新日:2022年10月6日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部