ジョン・スンビョン(韓国)

ジョン・スンビョン(韓国) JEON Seungbeom

JEON Seungbeom
25歳 1998/3/24
WR:19位 組み手:左組み
得意技:肩車、右小内刈、右小内巻込、左袖釣込腰
使用技:左背負投、右一本背負投、左一本背負投、左小内刈、左小外刈

韓国の二番手。東京五輪後に台頭した新興勢力の一。2019年の東アジア選手権を最後にシニアの国際大会に姿を見せていなかったが、昨年から再び派遣されるようになり、2月のグランドスラム・パリでは2位を獲得。12月のグランドスラム東京では、永山竜樹と近藤隼斗を破って優勝を飾った。現在は一番手のイ・ハリン(韓国)と激しく五輪代表の座を争っている。

担ぎ技を仕掛け続けること自体でリズムを作る、典型的な韓国型の担ぎ技ファイター。以前は足技はあまり用いず、組み手のコントロールと担ぎ技に頼って戦うスタイルだったが、現在はチョ・グハン(韓国)式の吶喊スタイルに傾倒中。体の揺すりなど細かいフェイントから組み際に一気に飛び込んで担ぎ技、足技を狙う。順方向の担ぎ技を相手に意識させ、肩車や右小内刈、右小内巻込など、逆方向の奇襲技で仕留めに掛かる。

本格的なワールドツアー参戦が昨年であること、坊主頭に童顔の素朴な顔立ちから若手選手と思われがちだが、実際には現在25歳。遅咲きのルーキーである。

おもな戦績

2022年 グランドスラム東京 優勝
2022年 グランドスラム・パリ 2位
2018年 アジアジュニア選手権 優勝

最近の成績

2023年2月 グランプリ・ポルトガル 7位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 予選ラウンド敗退
2022年12月 グランドスラム東京 優勝

更新日:2023年4月29日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

JEON Seungbeom
24歳 24 Mar 1998
WR:42位 組み手:左組み
得意技:左背負投、肩車
使用技:左小内刈、左袖釣込腰、左一本背負投、右小内刈、右小内巻込

韓国の三番手。東京五輪後に台頭した新興勢力の一。2019年の東アジア選手権を最後にシニアの国際大会に姿を見せていなかったが、今年から再び派遣されるようになり、今年2月のグランドスラム・パリでは2位を獲得した。見るべき実績はこの1大会のみだが、今回は大抜擢を受けての世界選手権出場。24歳と決して若くはないものの、韓国強化陣の期待は大きい様子だ。

得意技は左背負投。この技を仕掛け続けることでリズムを作るいかにも韓国選手らしいスタイル、これ以外の技はあまり用いない。相手と正対したまま組み手のコントロールで崩し、担ぎ技を打ち込み続ける。逆方向への技は専ら肩車だが、奇襲技として右小内巻込を備えており、この技による得点も意外に多い。

おもな戦績

2022年2月 グランドスラム・パリ 2位
2018年 アジアジュニア選手権 優勝

最近の成績

2022年7月 グランドスラム・ウランバートル 2回戦敗退
2022年2月 グランドスラム・パリ 2位
2022年1月 グランプリ・ポルトガル 2回戦敗退

更新日:2022年10月3日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

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