アンディー・グランダ(キューバ)

アンディー・グランダ(キューバ) GRANDA Andy

GRANDA Andy
階級:100kg超級 WR:5位
32歳 1992/2/4
組み手:左組み

得意技:左大内刈、左体落、右袖釣込腰、左大外刈、左内股
使用技:左払腰、左足車、左大腰、左釣腰、右背負投、裏投、左小外掛、隅落

2022年タシケント世界選手権金メダリスト。同大会では決勝で斉藤立(JESグループ)を巧みな組み手と先制攻撃で完封。ワールドツアーのタイトルがないまま、世界王者の座まで上り詰めた。世界選手権では、前述のタシケント大会外にも、2023年ドーハ大会で7位、2024年アブダビ大会で5位に入賞している。もと100kg級の選手であり、2018年に階級を変更した。

階級を代表する技巧派。アスリート体型のパワーファイターであり、本来的には袖と奥襟、あるいは背中を持って戦う正統派。以前は地力を生かした真っ向勝負を身上としていたが、年齢を重ねることで巧さを身に付け、間合いとタイミングの管理で勝負するスタイルへと変貌を遂げた。

基本の進退は、釣り手で奥襟や背中を得ての圧殺。この体勢で相手の反応を待ちながら、得意技の左大内刈や左体落を狙う。主要武器の左大内刈は、大型選手が間合いを寄せてきたタイミングに相手の方に向き直りながらコンパスのように刈る技法。昨今流行りの低く刈る型も用いる。

技巧派ながら、もともとは正面から相手を投げ伏せる本格派のため、用いる技はいずれも高威力。多彩な投げを持つ業師でもあり、左払腰に左大外刈、左内股などの重量級のスタンダード技術から、組み際の右袖釣込腰や片襟の右背負投、密着しての裏投など、状況に応じて様々な技を使い分ける。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 優勝
2024年 アブダビ世界選手権 5位
2023年 ドーハ世界選手権 7位

最近の成績

2024年5月 アブダビ世界選手権 5位
2024年4月 パンナム・オセアニア選手権 優勝
2024年3月 グランドスラム・アンタルヤ 予選ラウンド敗退

Judobase:https://judobase.ijf.org/#/competitor/profile/16119
Judoinside:https://www.judoinside.com/judoka/78634/Andy_Granda/judo-career

更新日:2024年7月4日(パリオリンピック2024特集)
監修:eJudo編集部

ドーハ世界柔道選手権2023での記事

GRANDA Andy
31歳 1992/2/4
WR:3位 組み手:左組み

得意技:左大内刈、左体落
使用技:左払腰、左足車、左大外刈、左内股、左大腰、右袖釣込腰、裏投

2022年タシケント世界選手権金メダリスト。同大会では決勝で斉藤立を巧みな組み手と先制攻撃で完封、ワールドツアーのタイトル獲得がないまま、世界王者の座を手にした。もと100kg級の選手であり、2018年に階級を変更。以降はコンスタントに成績を残している。

階級を代表する技巧派。アスリート体型のパワーファイターであり、本来的には袖と奥襟、あるいは背中を持って戦う正統派。以前は地力を生かした真っ向勝負を身上としていたが、年齢を重ねることで巧さを身に付け、間合いとタイミングの管理で勝負するスタイルへと変貌を遂げた。

基本の進退は、釣り手で奥襟や背中を得ての圧殺。この体勢で相手の反応を待ちながら、得意技の左大内刈や左体落を狙う。主要武器の左大内刈は、大型選手が間合いを寄せてきたタイミングに相手の方に向き直りながらコンパスのように刈る技法。昨今流行りの低く刈る型も用いる。技巧派ながら、もともとは正面から相手を投げ伏せる本格派のため、用いる技はいずれも高威力。多彩な投げを持つ業師でもあり、左払腰に左大外刈、左内股などの重量級のスタンダード技術から、組み際の右袖釣込腰や密着しての裏投など、状況に応じた様々な技を用いることができる。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 優勝
2020年 パンナム選手権 優勝2度(2020年、2022年) ※パンナム・オセアニア選手権を含む
2018年 グランプリ・カンクン 2位

最近の成績

2023年4月 パンナムオープン・バラデロ 優勝
2023年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2023年2月グランドスラム・タシケント 3位

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

GRANDA Andy
30歳 1992/2/4
WR:12位 組み手:左組み

得意技:左大内刈、左体落
使用技:左払腰、左足車、左大外刈、左内股、左大腰、右袖釣込腰、裏投

パンナム地域を代表する強豪、アスリート体型のパワーファイターであり、2018年に100kg級から階級を変更した。袖と奥襟、あるいは背中を持って戦う正統派の重量級。圧を掛けて前に出ながら、得意の左大内刈や左体落を狙う。主要武器の左大内刈は大型選手が間合いを寄せてきたタイミングに相手の方に向き直りながらコンパスのように刈る技法。昨今流行りの低く刈る型も用いる。用いる技はいずれも高威力。左払腰に左大外刈、左内股などの重量級のスタンダード技術から、右袖釣込腰や裏投など、様々な技術を使いこなす多彩な選手でもある。

おもな戦績

2020年 パンナム選手権 優勝2度(2020年、2022年) ※パンナム・オセアニア選手権を含む
2018年 グランプリ・カンクン 2位
2020年 グランドスラム・パリ 3位

最近の成績

2022年9月 ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 3位
2022年7月 グランプリ・ザグレブ 3回戦敗退
2022年7月 グランドスラム・ハンガリー 2回戦敗退

更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

GRANDA Andy
29歳 1992/2/4
WR:20位 組み手:左組み
得意技:左大内刈、左体落
使用技:左払腰、左大外刈、左大腰、右袖釣込腰、裏投

パンナム地域を代表する強豪、アスリート体型のパワーファイター。2018年に100kg級から階級を変更した。袖と奥襟、あるいは背中を抱いて、大内刈や体落を狙う正統派の重量級。もっとも得意とするのは左大内刈。大型選手が寄せてきたタイミングに放つことが多い。左体落での得点も多々。この2つをベースに、両袖の右袖釣込腰や脇を差しての豪快な腰技、裏投など持ち技は多彩。

おもな戦績

2020年 パンナム選手権 優勝
2018年 グランプリ・カンクン 2位
2020年 グランプリ・パリ 3位

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 1回戦
2021年3月 グランドスラム・トビリシ 3位
2021年1月 ワールドマスターズ・ドーハ 1回戦敗退

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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