全柔連、4月末まで高校生以下の稽古自粛を要請
全日本柔道連盟は31日、関係者に向けて4月末までの高校生以下の稽古(集団での柔道の練習)と大会開催の自粛を要請する通知を発行した。同日行われた新型コロナウイルス感染症対策委員会で協議して決定された。
既に高校生以下の活動自粛要請(3月3日から)が出されていたが、国内の状況悪化に鑑みて一段強いメッセージを発した形。大学生および社会人については所属の指示に従うよう求めている。
感染が終息に向かえば都度自粛解除の連絡が為されるとの旨も付記されたが、同時に自粛期間が過ぎた後の「練習開始前の検温実施」「37.5度以上の発熱または咳、痰などの呼吸器症状や嗅覚・味覚障害を有する者(1週間以内に該当するもの)は練習に参加させない」「過去14日以内に感染を疑われるものと接触した者は練習に参加させない」などの対応ガイドラインも提示された。
「新型コロナウイルス感染症への対応について」
全日本柔道連盟ウェブサイト (3/31)