バットグトフ・エルヘムバヤル(モンゴル)
BATTOGTOKH Erkhembayar
27歳 1995/9/3
WR:10位 組み手:右組み
得意技:右背負投、右体落、左袖釣込腰、
使用技:肩車、右小内刈、右大外刈、右小外刈、浮落
寝技得意技術:「ホイジンハロール」
ワールドツアー表彰台の常連。昨年来、ワールドツアー3大会で決勝に進出している。国内の競争が激しく出場機会自体が少ないなか、与えられたチャンスを確実にモノにすることで序列を上げ、遂に世界選手権代表の座を手にした。トップ層にも度々勝利しており、実力は本物だ。
柔道スタイルは担ぎ技を軸としたもの。袖と前襟の二本持った形を基本としており、組み手のコントロールで隙間を作り、低い担ぎ技に潜り込む。決して投げに切れ味があるわけではないのだが、タイミングの取り方が上手く、トップ層が相手でも、スローな動きでふわりと投げてしまう。モンゴル選手らしく地力も高く、自ら挑むことは少ないものの、接近戦も苦にしない。寝技も得意としており、「ホイジンハロール」からの後袈裟固が得意パターン。
おもな戦績
2022年 グランドスラム・ウランバートル 優勝
2023年 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2023年 グランドスラム・パリ 2位
最近の成績
2023年3月 グランドスラム・アンタルヤ 2位
2023年2月 グランドスラム・パリ 2位
2022年11月 グランドスラム・バクー 5位
更新日:2023年5月6日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部