テムル・ラヒモフ(タジキスタン)

テムル・ラヒモフ(タジキスタン) RAKHIMOV Temur

RAKHIMOV Temur
25歳 1997/7/8
WR:1位 組み手:左組み

得意技:左内股、左大外刈、支釣込足(釣り手側)、左出足払、左小外刈
使用技:左大内刈、左小内刈

世界選手権の上位常連。5位に1度(2022年)、7位に2度(2018年、2021年)入賞している。もと100kg級の選手で、2018年に階級を変更した。2021年以降は東京五輪を除いて出場した大会すべてに入賞。安定して好成績を残している。

階級を代表する本格派。近年増えてきているアスリート体型の選手であり、袖と前襟、あるいは奥襟の二本を持って進退する、正統派なスタイルが持ち味。いかにもタジキスタン選手らしい、強烈な引き手の把持を軸に、組み力を生かしてじっくり圧を掛け、得意技の左内股を狙う。長身から放たれるこの技はかなりの威力があり、投げによる勝利はほとんどがこの技によるもの。以前はこの技以外は大技をほぼ用いない少々極端なスタイルだったが、地力の強化とともに左大外刈と釣り手方向の支釣込足の使用頻度が上がっている。

柔道のベースはパワーなのだが、切れ味のある足技も得意としており、ときおり鋭い左出足払や左小外刈でポイントを上げている。また、使用頻度は低いものの、組み際の奇襲技として釣り手を片襟に挿しての左大外刈も備えている。

おもな戦績

2022年 タシケント世界選手権 5位
2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2018年 バクー世界選手権 7位

最近の成績

2023年3月 グランドスラム・タシケント 5位
2022年12月 ワールドマスターズ・エルサレム 2位
2022年11月グランドスラム・バクー 優勝

更新日:2023年5月12日(ドーハ世界柔道選手権2023完全ガイド)
監修:eJudo編集部

タシケント世界柔道選手権2022での記事

RAKHIMOV Temur
25歳 1997/7/8
WR:1位 組み手:左組み

得意技:左内股、左出足払、左小外刈
使用技:左大外刈、左大内刈、左小内刈

世界選手権で2度7位に入賞している強豪。もと100kg級の選手であり、2018年に階級を変更した。2021年以降は東京五輪を除いて出場した大会すべてに入賞。階級を代表する本格派として安定して好成績を残している。

近年増えてきているアスリート体型の選手であり、袖と前襟、あるいは奥襟を持って進退する正統派。強烈な引き手の把持を軸に、組み力を生かしてじっくり圧を掛け、得意技の左内股を狙う。長身から放たれるこの技はかなりの威力があり、投げによる勝利はほとんどがこの技によるもの。どころか、そもそもこれ以外の大技はほとんど用いない。足技には切れ味があり、ときおり鋭い左出足払や左小外刈でポイントを上げている。使用頻度は低いものの、組み際の奇襲技として釣り手を片襟に挿しての左大外刈も備えている。

おもな戦績

2021年 ハンガリー世界選手権 7位
2018年 バクー世界選手権 7位
2019年 グランプリ・マラケシュ 3位

最近の成績

2022年8月 アジア選手権 2位
2022年4月 グランドスラム・アンタルヤ 3位
2022年2月 グランドスラム・テルアビブ 3位

更新日:2022年10月11日(タシケント世界柔道選手権特集)
監修:eJudo編集部

東京2020オリンピックでの記事

RAKHIMOV Temur
24歳 1997/7/8
WR:17位 組み手:左組み
得意技:左内股
使用技:左大内刈、左小内刈、左出足払、左小外刈

世界選手権で2度7位に入賞している強豪。もと100kg級の選手であり、2018年に階級を変更した。近年増えてきているアスリート体型の選手。袖と前襟、あるいは奥襟を持って進退する正統派。組み力を生かしてじっくり圧を掛けては、得意技の左内股を狙う。投げての勝利はほとんどがこの技によるもの、というより、これ以外の大技はほぼまったく使わない。足技には切れ味があり、時折鋭い左出足払や左小外刈でポイントを上げている。

おもな戦績

2018年 バクー世界選手権 7位
2021年 ブダペスト世界選手権 7位
2019年 グランプリ・マラケシュ 3位

最近の成績

2021年6月 ブダペスト世界選手権 7位
2021年4月 アジア・オセアニア選手権 3位
2021年4月 グランドスラム・アンタルヤ 5位

更新日:2021年7月18日(東京オリンピック特集)
監修:eJudo編集部

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